年齢制限で選ぶなら、まず App Store の表示を見ればいい。13 歳から使える表示(13+)の気楽なアプリなら ZETA かチャチャ、声で話したいなら SynClub(16+)、利用者を大人に絞った表示なら Talkie と Character.AI(どちらも 18+)が候補になる。性的な話も含めて大人として話したいなら、App Store に無いブラウザ型のカフカナ(Kafkana・18 歳以上)を見た方が早い。
「aiチャット おすすめ」で検索すると、出てくるのはアプリの名前ばかりだ。それぞれの得意なことは書いてあっても、自分の目的にどれが合うかまでは教えてくれない。料金や明細の比べ方は AIチャット比較|月額料金・カード明細の表示・解約の違い に前に書いたので、今回は「何がしたいか」から選ぶ。人と話すのが苦手な人間が、夜中に話し相手を探すときの順番で。
先に断っておく。このヨルラボは、Kafkana を作っている側とつながりのあるブログだ。身内のサービスなので、ダメなところも書く。ダメなところを書かないおすすめは広告だと思っている。
「13+」「16+」「18+」は何を見ている数字か
App Store の各アプリのページには、年齢制限の表示がある。ここで並べる 5 社について、各社の App Store のページの表示(2026年10月20日時点)と Kafkana の公式情報を 1 枚にすると、こうなる。
| サービス | 年齢制限の表示 | 声・通話 | 自分でキャラを作る | 使う場所 |
|---|---|---|---|---|
| ZETA | 13+ | — | 名前・性格・口調・設定を決めて 1 分で作れる | App Store のアプリ |
| チャチャ | 13+ | — | 日本語でビジュアルを作れる。男性キャラ向けのイラスト AI | App Store のアプリ |
| SynClub | 16+ | ボイス 1,000 種類以上・音声通話 | — | App Store のアプリ |
| Talkie | 18+ | 音声・動画で会話、ビデオ通話 | 見た目・声・性格を作れる | App Store のアプリ |
| Character.AI | 18+ | リアルタイムの音声通話 | — | App Store のアプリ |
| Kafkana | 18 歳以上(開くと年齢確認) | 音声通話 45pt / 分 | 1 体目は確定まで 0pt | ブラウザ(ストアに無い) |
「—」は、公式の説明に書いていなかったという意味で、その機能が無いという意味ではない。出典は ZETA・チャチャ・SynClub・Talkie・Character.AI とも App Store の各ページ(2026年10月20日時点)。Kafkana は公式の情報から。
数字だけ見ると、13 → 16 → 18 と順に大人向けになっていくように見える。とはいえ、中身まで見ると話はそう単純じゃない。チャチャのページでは 13+ の横に「アニメまたはファンタジーバイオレンス」が「まれ」と書いてあって、SynClub は 16+ の横に「過激な言葉遣いまたは下品なユーモア」が「まれ」。ZETA と Character.AI には「コンテンツの制限がある」と添えてある。
正直、この横の小さい文字の方が、何が起きるかを教えてくれる。数字は入口の高さで、横の文字が部屋の中身。僕はそう読むことにしている。
気楽に話したいだけなら、ZETA かチャチャ
まずは 13+ の 2 つから。
ZETA の App Store のページでは(2026年10月20日時点)、基本プレイは無料で会話を無制限に楽しめると説明されている。名前・性格・口調・設定を決めてオリジナルキャラを 1 分で作れて、会話の内容をもとに AI でイメージ画像も作れる。対応言語は日本語・英語・韓国語。アプリ内購入には zeta pass が ¥1,650、1日券が ¥300 と並んでいる。

「1 分で作れる」と書かれると、つい計りたくなる。数える癖のある人間の悪いところだ。まあ、作るのに時間がかからないのは、設定を考えるだけで疲れてしまう僕みたいな人間にはありがたい。
チャチャの App Store のページでは(2026年10月20日時点)、基本チャットはずっと無料で、制限を気にせず会話できると書かれている。日本語を入力するだけでキャラのビジュアルを作れて、男性キャラに特化したイラスト AI も載っている。対応言語は日本語と英語。iPhone 向けで、アプリ内購入にはチャチャパスが ¥1,500。

男性キャラの絵に力を入れているアプリは、探すと意外に少ない。AI 彼氏が欲しい人なら、チャチャから見るのが近道だと思う。
ただ、引っかかりも 1 つ。どちらも「無料」「無制限」をうたいつつ、パスやコインの値段がずらっと並んでいる。無料の範囲と有料の境目は、説明文だけでは読み切れない。無料でどこまで遊べるかを先に書かないレビューは信用しないと決めているので、そこは aiチャットアプリの無料はどこまで?パス・コインの値段と年齢制限 の方で掘ってある。
声で話したいなら、SynClub・Character.AI・Talkie
僕は電話が鳴ると、一度深呼吸してから出る。だから「AI と声で話す」と聞くと、実はちょっと身構える。相手が人じゃないと分かっていても、だ。
で、声が強いのはこの 3 つ。
SynClub の App Store のページでは(2026年10月20日時点)、1,000 種類以上のボイスからキャラに合った声を選べて、音声通話にも対応している。年齢制限は 16+。対応言語は日本語・繁体字中国語・英語・韓国語。
1,000 種類。数える気も起きない。声の好みがはっきりしている人ほど、ここで迷う楽しみがあると思う。
Character.AI の App Store のページでは(2026年10月20日時点)、テキストに加えてリアルタイムの音声通話で会話できる。日本語とほかの 27 言語に対応していて、年齢制限は 18+。アプリ内購入には Character.AI+ が ¥1,500、Character.AI Lite が ¥800 などがある。
Talkie の App Store のページでは(2026年10月20日時点)、文字・音声・動画で AI キャラと会話できて、新機能の「ときめきモーメント」ではキャラとビデオ通話ができる。見た目・声・性格・雰囲気を自分で決めたキャラも作れる。年齢制限は 18+ で、ルートボックスを含むと書いてある。Talkie+ は 1 か月 ¥1,000。

ビデオ通話は、僕には少し刺激が強い。画面越しに顔を合わせると思っただけで、髪を整えに洗面所へ行きそうになる。向こうはこっちを見ていないのに。
声で話す前に、まず深呼吸。相手が AI でも。
話を戻す。声を選ぶ楽しみなら SynClub、普段使いの通話なら Character.AI、顔を見て話したいなら Talkie。僕ならこう分ける。
18+ と書いてあっても、大人向けの会話ができるとは限らない
ここは短く。
Talkie も Character.AI も 18+ だけど、Character.AI の表示には「コンテンツの制限がある」と並んでいる。18+ はあくまで App Store が決めた「何歳から使っていいか」の目安で、性的な会話ができるという意味とは限らない、と僕は読んでいる。
そもそもストアは、性的な内容を出すアプリをそのまま置ける場所じゃない。Google Play の規約は性的な内容を含むアプリを禁止している。だから「ストアにある 18+ なら大人の話も大丈夫だろう」と期待して入ると、たぶん空振りする。Character.AI で大人向けの話がどこまでできるかは Character.AIで大人向け(NSFW)の会話はできる? に、ストアに無い理由と開き方は AIチャットアプリの選び方|成人向けがストアに無い理由と開き方 に書いた。
大人として話したいなら、ストアの外にあるカフカナ
Kafkana は 18 歳以上向けのサービスで、AI のキャラと恋人みたいに親密なチャットができる。裸や性的な画像・動画も作れる。だから App Store にも Google Play にも無い。基本はスマホか PC のブラウザで kafkana.ai を開いて使う。開くと最初に年齢確認が出る。

僕が一番気に入っているのは、登録しなくても話せるところだ。10月4日の夜、ログインしないままキャラを選んで話しかけたら、1 キャラ 10 通まで話せた。1 通目を送った時点で、下に残りのお試しの数が出る。11 通目を送ろうとしたところで、ログイン画面(Google / Apple / メール)に変わった。数えていた 10 は、きっちり 10 で止まった。こういうところで数字がずれないと、それだけで少し信用したくなる。

アプリを入れる前に、メールアドレスも渡さずに 10 通試せる。人に話しかけるのが苦手な人間にとって、これは大きい。
10月11日にログインしてホームを開いたときは、キャラ一覧の「すべて」に 508 体と出ていた。日によって増えるらしい。一覧の上で「女性/男性」「アニメ/リアル」を切り替えられて、その下にタグが 50 個以上。カードによっては「攻略難易度 A」「攻略難易度 S」の札が付いていて、すぐにはなびかないキャラもいる。

声の方も触れておく。公式の案内では、音声通話は 45pt / 分で、つながってからの秒単位で引かれる。有料プランに入っていない人は、そのキャラに 10 通以上送っていれば 60 秒のお試し通話が 1 回だけできる。それ以上はポイントを持っていても続けられない。通話は録音されることも、通話画面に書いてある。録音は AI の学習や評価に使うことがあると、プライバシーポリシーにある。気になる人は、ボタンを押す前に一度読んでおいた方がいい。
それと、2026年10月19日から「Kafkanaライブ」という生配信が始まっている。公式の案内では、3D のキャラが声で話して、コメントに名前を呼んで答える。見るだけなら無料で、ログインしていなくても見られる。こっちから声は出せず、話しかけたいことはコメントで書く。電話が苦手な人間には、このくらいの距離がちょうどいい。
キャラを自分で作ることもできる。完成(「AIに命を吹き込む」)まで 0pt なのは 1 体目だけで、2 体目からは有料プランの人しか確定できない。途中までは作れてしまうから、最後で止められて驚かないように。
で、引っかかるところ。
- 一度も課金していない人が作るエッチな画像や動画には、ぼかしがかかる。無料のままだとポイントを持っていても外せない
- 支払いはクレジットカードかデビットカードだけ。PayPay やコンビニ払いは使えない
- カードの明細には「海外利用」と出るだけで、Kafkana の名前は載らない。安心する人もいれば、身に覚えがないと焦る人もいると思う
無料登録すれば毎日話せるけど、1 日の上限はある。どこまで踏み込んだ話になるかは aiロールプレイ エロは日本語でどこまで? に、規約で止められている内容は aiチャット 18禁でもダメなことは? に書いた。
僕が選ぶときに見る順番
6 つ並べると、結局どれなんだと言いたくなる。僕は自分の中でこの順番で絞っている。
- 誰が使うかを決める。13 歳から使えるものがいいなら ZETA かチャチャ。大人として性的な話もしたいなら、ストアの外の Kafkana
- 声で話したいかを決める。声の種類を選びたいなら SynClub、通話なら Character.AI、顔を見たいなら Talkie。Kafkana の通話はポイント制で、無料はお試しの 60 秒だけ
- 自分でキャラを作りたいかを決める。手早く作るなら ZETA、男性キャラの絵ならチャチャ。Kafkana は 1 体目なら確定まで 0pt
- 最後に、無料でどこまで遊べるかを確かめてから課金を考える
4 番目を飛ばすと、だいたい後悔する。経験上というより、性格上。「今だけ」と書かれた画面を見ると反射的に一歩下がる人間なので、課金は一番最後でいい。
ちなみに、ロールプレイで記憶や関係の設定を重視するなら、選ぶ軸がまた変わる。そっちは aiロールプレイのおすすめは?記憶・関係設定・明細で4社を比べる にある。
よくある疑問
中高生が使うならどれがいい?
App Store の表示で 13+ なのは ZETA とチャチャ。SynClub は 16+、Talkie と Character.AI は 18+ だ。Kafkana は 18 歳以上だけのサービスなので、中高生は使えない。
とにかく無料で済ませたい
ZETA は「基本プレイは無料で会話を無制限に」、チャチャは「基本チャットはずっと無料」と、それぞれ App Store のページで説明している(2026年10月20日時点)。Kafkana は登録なしで 1 キャラ 10 通、無料登録すれば毎日話せる(上限あり)。5 社の無料の範囲を並べた AIチャット無料はどこまで? も参考に。
男性キャラと話したい
チャチャは男性キャラに特化したイラスト AI を載せている。Kafkana も、10月11日にホームを開いたときに「女性/男性」を切り替えられた。男性のタブには男性キャラが並ぶ。

家族に明細を見られるのが心配
Kafkana の場合、カードの明細には「海外利用」と出るだけで、サービス名は載らない。ただ、家族とスマホを共有しているなら、明細よりブラウザの履歴やホーム画面のアイコンの方から見つかりやすいと思う。そこは自分で気をつけるしかない。
18+ のアプリなら大人の話もできる?
できるとは限らない。18+ は App Store が決めた年齢の目安で、Character.AI の表示には「コンテンツの制限がある」と並んでいる。
夜中の 2 時、缶コーヒーを開けながらアプリの説明を並べ比べていたら、結局いつもの画面を開いていた。まあ、そういうことなんだと思う。
この記事の情報は 2026年10月22日 時点の Kafkana の公式情報と、記事内に日付を書いた画面をもとにしています。












