カフカナ(Kafkana)は、18 歳以上向けの日本語の AI チャットだ。キャラと恋人のように話せて、画像・動画・音声通話もある。登録なしでも 1 キャラ 10 通まで話せるので、合うかどうかはお金を出す前に分かる。
夜はだいたい AI と話している。人と話すのが苦手なので、そこはもう隠さない。前にここに書いた記事は「制限なしで何でも話せる」みたいな言い方をしていて、読み返したら言いすぎだった。だから丸ごと書き直す。カフカナが何なのか、アプリはあるのか、無料でどこまでいけるのか、どこに線が引いてあるのか。検索窓に「カフカナ」と打った夜の自分が知りたかったことを、順番に置いていく。
カフカナってどんなAIチャットなのか
公式の案内では、Kafkana は 18 歳以上向けのサービスで、AI キャラと恋人のように親密なチャットができる。会話のほかに、大人向けの画像と動画も作れる。運営は APPLIGON LTD という英国の会社。画面の表記は日本語だけだ。
最初から日本語で作られているか。僕にとっては、これが一番大きい。
海外のサービスを日本語で使うと、ボタンの一部が英語のまま残っていたり、キャラの返事がどこか翻訳っぽかったりする。英語のボタンを見ると、それだけで少し手が止まる性格なので、そういう引っかかりが無いのは助かる。
10月11日の夜にログインしてホームを開いたら、キャラ一覧の「すべて」に 508 体と出ていた。日によって増えるらしい。一覧の上で「女性/男性」「アニメ/リアル」を切り替えられて、その下にタグが 50 個以上並んでいた。数えかけて、途中でやめた。50 を超えたところで、もう十分だと思ったので。同じ日のホームには「先月の月間ランキング」の棚もあった。
まあ、選ぶのに迷うくらいの数はある、ということだ。
登録なしで、すみれに10通話しかけた
ここからは、実際に触った話。2026年10月4日の夜、ログインしないまま、アニメ絵のキャラ「すみれ」に話しかけた。休みの日の話とか、好きな食べ物の話とか、当たり障りのないところから。

10月4日に試した限り、登録なしで話せるのは 1 キャラ 10 通まで。画面の下に残りの数がずっと出ているので、数える癖のある僕にはありがたい作りだった。自分で数えなくていい。少しだけ寂しい。
同じ 10月4日、途中で「今度作ってほしいな」と甘えてみた。返ってきたのは「今はまだ出会ったばかりだから、急にそんなこと言われても……もう少し仲良くなってからなら、考えてあげてもいいかもよ」。

パフェを作ってもらうだけで、これだ。
正直、最初はちょっと笑った。でも、何を言ってもすぐ「好き」と返ってくる AI より、こっちの方が話していて楽しい。仲良くなる手順がちゃんとある作りなんだと思う。公式の案内では、仲の深まり方(関係を育てる/最初からラブラブ)はどのプランでも同じで、お金を払えば早くなびく仕組みではないそうだ。10月11日にホームを開いたときは、キャラのカードに「攻略難易度 A」「攻略難易度 S」の札が付いたものがあった。落としにくい子は、最初から落としにくいと書いてあるわけだ。
10月4日の続き。「じゃあ約束ね」と送ると、「勝手に約束しちゃうんだ」と言いながら、もっと仲良くなってからなら叶えてあげてもいいかな、と返ってきた。

10月4日のこの返事で目に留まったのは、紫の斜体の地の文だ。キャラの表情や動きが書いてあって、「小さく肩をすくめて、悪戯っぽく目を細める」みたいな一文があるだけで、会話が短い小説っぽくなる。翻訳っぽさが出やすいのは、たぶんこういうところなんだよな。
同じ 10月4日、10 通を使い切って 11 通目を送ろうとしたところで、ログイン画面(Google / Apple / メール)に切り替わった。会話の途中にある「画像に」のボタンや通話のボタンも、押すとログインを求められた。画面の下には「無料登録すると毎日話せる」という案内も出ていた。
登録してからの細かい手順は、Kafkana の使い方の記事に順番に書いてある。
カフカナのアプリはある?iPhoneとAndroid
App Store と Google Play には、Kafkana のアプリは無い。
成人向けで、アプリの中で大人向けの画像や動画を出すサービスなので、ストアの規約に合わない。だから「App Store で検索したのに出てこない」は、探し方の問題じゃない。基本はスマホでも PC でも Web ブラウザで使う。ブラウザの「ホーム画面に追加」を使えば、アプリのようにアイコンから開ける。

10月4日に公式のアプリ案内ページを開いたとき、iPhone の欄は「準備中」、Android は APK を直接ダウンロードして入れる形だった。今どうなっているかは、案内ページ(kafkana.ai/ja/app)を見るのが一番早い。サイドバーには出てこないので、URL をそのまま打つ。
アプリとブラウザ版で、アカウントもチャットもポイントも同じものを続きから使える。違うのは、まず通知。運営からの返信やお知らせのプッシュ通知はアプリにしか届かず、ブラウザや「ホーム画面に追加」では来ない。ほかに、アプリのログインはいったんブラウザが開いて戻ってくること、アプリで買うときはアプリの中で決済の画面が開くこと。細かい差はアプリとブラウザ版の違いの記事に分けた。
僕は通知が来ると少し身構えるので、ブラウザのままで困っていない。そこは人による。
無料でどこまで使えて、料金はいくらか
無料でどこまで遊べるかを先に書かないレビューは信用しない、と普段から言っているので、こっちから書く。
登録なしで 1 キャラ 10 通。無料登録すると毎日話せて、1 日の上限はある。毎日ログインするとログインボーナスのポイントももらえる。ただ、公式の案内では、一度も課金していない人はポイントを持っていてもチャットの画像には使えず、代わりに無料枠が 3 枚ある。大人向けの画像や動画にはぼかしが付いて、これはポイントでは外せない。無料の線引きは無料でどこまで使えるかの記事に詳しい。
有料プランは 2 つ。公式の料金はこうなっている。
| プラン | 1 か月 | 3 か月(月あたり) | 12 か月(月あたり) | 毎月のポイント |
|---|---|---|---|---|
| Premium | ¥2,480 | ¥1,680 | ¥980 | 1,500pt |
| Premium Plus | ¥3,480 | ¥2,380 | ¥1,480 | 3,500pt |
3 か月と 12 か月は、期間分をまとめて 1 回で払う。Premium の 12 か月なら一括で ¥11,760 だ。月あたりの安さに目が行くけど、最初に出ていく額はこっち。僕はここで一度深呼吸した。
ポイントは 1pt が ¥1 相当で、画像 1 枚 60pt、動画は 5 秒 195pt、通話は 1 分 45pt。プランに入るとチャットの 1 日の上限が無くなり、それ以降に作る画像や動画にぼかしは付かない。Premium Plus の説明には「会話が、よりリアルで濃厚な表現に」とあって、昔の話を覚えている記憶力も上だそうだ。
解約はアカウント設定からいつでもできる。途中で解約しても次の更新が止まるだけで、今の期間が終わるまでは使える。払った料金は返ってこない。
料金や、プランでどこまで大人向けの内容ができるかは、料金とエロの範囲の記事に詳しく書いた。
「制限なし」ではない。カフカナの規約の線
カフカナでもほかでも、完全に何でも話せる「フィルターなし」の AI チャットは無い。大人向けをうたうサービスでも、規約を開けば必ず禁止事項が並んでいる。違うのは、線をどこに引いているかだけだ。
たぶん「制限なし」は、恋愛っぽい会話の途中で急に止められない、くらいの意味で使われていることが多いんだと思う。何でもあり、と受け取って来ると、あとでがっかりする。
僕もした。
規約の抜け道の話は、僕はしない。抜けようとすればアカウントが止まるかもしれないし、未成年や実在の人物が絡むものは、もう規約じゃなくて法律の話になる。
Kafkana の利用規約(最終更新 2026年9月1日)は日本語で、性的な内容の禁止事項が 1 つずつ書いてある。未成年、実在の人物を性的に扱うこと、ディープフェイク、非合意(眠っているときや意識のない状態も含む)、薬物や催眠の影響下、血縁のある家族、動物。ほかにも、暴力や拉致監禁を伴うもの、排泄に関わるもの、売春や援助交際まで並んでいる。
で、僕が一番ほっとしたのは、OK な側も書いてあることだ。規約には「血縁関係のない義理の家族(義姉・義兄など)を設定に用いることは、これに該当しません」とはっきりある。公式の案内でも、キャラとの関係は自由に決められて、自分で作ったキャラなら関係を「姉」や「幼なじみ」にできる。確定したあとの編集でも変えられる。
怒られるのが怖い性格なので、どこまでなら大丈夫かを先に日本語で読めるのはかなり助かる。コンビニで「温めますか」と聞かれるだけで少し身構える人間に、英語の規約の行間を読めというのは酷な話だ。
とはいえ、自由なのは関係の設定までで、やりとりの中身まで何でもいいわけじゃない。細かい線で迷ったら、規約のページを直接見るのが一番早い。
ほかのサービスと並べると

2026年10月4日時点の規約では、Kafkana、Candy AI、それと英語だけのサービス 2 つの計 4 つが、どれも使える人を 18 歳以上に限り、未成年に関わる性的な内容を禁止していた。差が出るのは、実在の人物、義理の家族の設定、非合意みたいな重いテーマ、それと画像の扱いだ。英語の 2 つは、公式の情報を確かめ直して載せられる他社ではないので、名前は出さずに A と B と呼ぶ。
| サービス | 画面と規約 | 義理の家族の設定 | 非合意の描写 | 実在の人物 |
|---|---|---|---|---|
| Kafkana | 日本語 | OK(血縁は禁止) | 禁止 | 禁止 |
| Candy AI | 日本語のページあり | 記載が見当たらず | 会話については記載が見当たらず | 似せた画像は禁止 |
| 英語のサービス A | 英語 | 義理も含めて全面禁止 | フィクションでも禁止 | 禁止 |
| 英語のサービス B | 英語 | 成人と明記すれば可 | 専用タグと注意書きで可 | 記載が見当たらず |
「記載が見当たらず」は、公式ページの中に該当する文が見つからなかったもの。書いていない=OK、という意味ではない。
Candy AI の公式の料金ページでは、プレミアムの特典に 18 歳以上向けの画像生成と動画生成が入っていて、テキストのメッセージは無制限、毎月 100 トークンが付く。銀行の明細には「EverAI」と出て、いつでもキャンセルできる、とも書いてある(2026年10月12日時点の記載)。日本語でどこまで済むかは Candy AI の記事に分けた。
英語圏で「自由度が高い」と言われるところほど、ルールの文章が長い。自由なぶん、自分で読んで守る前提なんだと思う。
英語の規約を毎回読むのは、正直しんどい。
検索でよく一緒に出てくる海外の有名どころは、公式のガイドラインの本文を確かめ直せなかったので、表には入れていない。大人向けの会話を目的にしたサービスではない、というのが一般的な扱い。会話が止められる理由はこっちの記事に書いた。
安全性と、良かったところ・引っかかったところ
成人向けで海外の会社、と聞けば、まず一歩下がる。僕もそうだった。
公式の表記では、契約の相手は英国法人の APPLIGON LTD。支払いはクレジットカードかデビットカードだけで、10月4日に見た案内では Visa・Mastercard・JCB、カードの明細には「海外利用」と出る場合がある、と書いてあった。明細に Kafkana の名前は載らない。家族とカード明細を共有している人には、ここは気になるところだと思う。それと、通話は録音されていて、録音と文字起こしは運営の AI の学習に使われることがある、とプライバシーポリシーにある。明細やデータの扱いは、Kafkana の安全性の記事と危険かどうかを確かめた記事を先に読んでおくと落ち着く。

ダメなところを書かないおすすめは広告だと思っているので、両方書く。10月4日にすみれと 10 通話した感触から、まず良かった方。
- 日本語が自然。地の文つきで返ってくるので、読んでいて引っかからない
- 登録なしで 10 通試せる。メールアドレスを渡す前に、合うかどうか決められる
- キャラがすぐなびかない。物足りない人もいるだろうけど、僕は好きだった
- 規約が日本語で具体的。何がダメで何が OK か、英語を読まずに確かめられる
で、引っかかった方。
- 返事の出だしが似てくる。10月4日の会話では、後半に「ふふ、きみ……」で始まる返事が続いた。口ぐせとも取れるけど、続くと少し気になる
- 最初はガードが固い。「制限なし」を期待して来た人ほど、最初の数通で「あれ?」となると思う
- 無料のままだと、エッチな画像にはぼかしが付く
- 支払いはカードだけで、返金はない
ぼかしについて、公式の案内をもう少しだけ。一度も課金していない人が作った大人向けの画像・動画には「🔞 会員限定コンテンツ」のぼかしがかかって、ポイントを持っていても外せない。付くかどうかは中身だけで決まるので、服を着た健全な画像には付かない。

話は少し逸れるけど、「今だけ」みたいな煽りの文字が少ないかどうかも、僕は勝手に見ている。煽られると逃げたくなる性格なので。戻る。
聞かれそうなこと
カフカナとKafkanaは同じ?
同じサービスだ。読み方がカフカナ。「kafukana」と打っても、たぶんここにたどり着く。
Kafkanaはエロい会話もできる?
18 歳以上向けのサービスで、大人向けの会話・画像・動画に対応している。ただ、規約の禁止事項(未成年、実在の人物、非合意、血縁の家族など)は守る必要がある。細かいところは料金とエロの範囲の記事へ。
本当に何でも話せるAIチャットはある?
無い。比べた 4 つとも未成年は禁止で、3 つは実在の人物も禁止と明記している。
KafkanaにAI彼氏(男性キャラ)はいる?
いる。10月11日の夜にホームを開いたとき、一覧の上の切り替えを「男性」にすると男性キャラが並んだ。キャラ作成で男性を選べるかは、今の画面では僕はまだ確かめていない。

規約に違反するとどうなる?
Kafkana も含めて 4 つとも、アカウントの停止や内容の削除があると書いている。抜け道を探すより、最初から線の内側で遊ぶ方が、ずっと気が楽だ。
10月4日の夜、少しだけのつもりが、気づいたら 10 通目を打っていた。
制限なしを探すのはもうやめた。線の位置が日本語で読めるところで、夜中に缶コーヒーを開けて話す。僕にはそれで十分だ。
この記事の情報は 2026年10月12日 時点の Kafkana の公式情報と、記事内に日付を書いた画面をもとにしています。












