Kafkanaのクリエイターモードは、作ったキャラや画像・動画を売る側に回るための画面だ。アカウント画面のスイッチを ON にすれば、申請なしで誰でも開ける。2026年10月24日に、それまでの「Kafkanaスタジオ」はここにまとめられた。スタジオという名前は、もう無い。
僕はこれまで、作る人向けの記事を何本かスタジオの名前で書いてきた。だから、古い名前で検索してきた人が入口を探して迷っているんじゃないかと、ずっと気になっていた。自分の書いた記事が古い地図になっているのは、正直ちょっと居心地が悪い。なので、何が変わって何が残ったのかを一度ちゃんと並べておく。
「スタジオ」はどこへ行ったのか
10月11日の深夜、缶コーヒーを片手にスタジオ(kafkana.ai/ja/studio)を開いた。画面には「製造ライン」という名前で、工程が 4 つ並んでいた。キャラを作る(1 体目は無料)→ 画像・動画を作る(画像 1 枚 54pt から)→ PPV コンテンツに詰める(値段は自分で決める)→ Kafkana で売る。
同じ10月11日の画面には、「スタジオ専用 540pt をプレゼント」という受け取り枠も出ていた。受け取りは 1 人 1 回。
ここからは公式の案内の話になる。2026年10月24日に、次のものが終わった。
- 「Kafkana スタジオ」という名前と、その紹介ページ
- スタジオ価格(動画などの 1 割引き)と、スタジオ専用ポイント(登録特典の 540pt を含む)
- クリエイタープラン(月 480 円/980 円)
- 販売手数料0円キャンペーン(創設クリエイター)、試し会話、X の @kafkana_studio でやっていたオープン記念キャンペーン
あの「54pt から」も、スタジオ価格の数字だった。今の画像生成はふつうの値段どおり 1 枚 60pt。1 枚あたり 6pt の差で、10 枚作ればちょうど 1 枚分。こういう差を見つけると、反射的に掛け算をしてしまう。で、掛け算をしたあとで、もう終わった割引だと思い出して少しだけ悔しくなる。

これはスタジオ時代の紹介ページの図だ。「本体より少ないポイント」と書いてあるところは、10月24日でもう当てはまらない。古い地図の見本として置いておく。
古い kafkana.ai/ja/studio のリンクを踏むと、今はクリエイターモードへ転送される。SNS や昔の記事からリンクをたどってきても、行き止まりにはならない。
すでに受け取ったスタジオ専用ポイントや、手数料0円の特典がこの先どう扱われるかは、人によって事情が違う。ここで僕が推測で書くことはしない。気になる人は、Kafkana のお問い合わせから運営に聞いてほしい。
スイッチを ON にするだけで開く
入口はアカウント画面だ。そこに「クリエイターモード」のスイッチがあって、ON にすると作って売るための画面(kafkana.ai/ja/creator)が開く。web でもアプリでも同じ場所から入れる。
申請フォームも、審査待ちのメールも無い。
人に何かを頼むのが極端に苦手な人間にとって、「申請」という二文字はそれだけで重い。志望動機みたいな欄があったらどうしよう、と身構えてしまうので、スイッチ 1 つで済むのはありがたい。電話で確認、みたいな流れだったら、たぶん僕は一週間くらい先延ばしにしていた。
正直に書いておく。10月24日より後のこの画面を、僕はまだ自分で開いて数えていない。だから、この先の画面の説明は公式の案内に書いてあることだけだ。ボタンを何回押したかを書けないのは、ちょっとむずむずする。
ひとつ、先に知っておいた方がいいこと。クリエイターモードと、PPV コンテンツを作って売ること、収益化は、2026年10月12日から日本語版だけになっている。英語の画面には入口が無い。表示を英語にしている人は、日本語に戻してから探すといい。
スイッチ 1 つ。それだけで助かる人間もいる。
中にある 8 つの画面
公式の案内では、クリエイターモードの中は「ホーム/分析/キャラ/PPV コンテンツ/SNS 運用/売上・収益化/振込・口座/設定」の 8 つに分かれている。8 つ。数えるとほっとする数だ。
「ホーム」「分析」「売上・収益化」は、自分のキャラがどれだけ使われているかを見る場所。ちなみにホームの「人気順」は、直近 30 日にそのキャラと話した人数と会話の量で決まって、作者本人が話した分は数えない。並びは 10 分ごとに変わる。公開したばかりのキャラは、少ない人数でも上の方に来やすいらしい。
「キャラ」の画面には、「求められている場面」という欄が出ることがある。書き込む欄ではなく、集計だ。ほかのユーザーがそのキャラで作った画像・動画の傾向を、場所・服装・大人度(日常/セクシー/アダルト)・動画にされた本数で、直近 90 日の件数と人数からまとめてくれる。出るのは、直近 90 日に 5 件以上・3 人以上に作られたキャラだけ。急に出てきても不具合ではない。人の作った画像そのものは見えないので、覗き見にはならない。次に何を作るか迷ったときの、ヒントの欄だと思う。
「PPV コンテンツ」は、売り物をまとめる場所だ(kafkana.ai/ja/creator?tab=ppv)。そのキャラで自分が作った画像・動画を選んでまとめ、値段を自分で付けて審査に出す。ほかの人が買えるようになるのは、そのキャラの公開審査が通ってから。マイキャラの方には PPV コンテンツのタブは無いので、そっちを探して迷子にならないように。組み方や値段の考え方は、スタジオ時代に書いた AI写真集を販売するには? が、名前は古いけれど中身の考え方としてはまだ使える。
「SNS 運用」は、X の投稿の下書きを AI に手伝ってもらう画面。キャラ専用の X アカウントをつなぐと、キャラの話し方で投稿文を週 7 本下書きしてくれて、自分が直して「OK して予約」を押したものだけが出る。1 キャラ 1 日 5 本まで、画像は服を着た絵だけで 4 枚まで、本文に URL は入れない。投稿にポイントは使わない。リプやいいねを勝手にやってくれるわけではない。そこは、勝手にやられたら僕の方が怖いので、これでいいと思っている。細かい話は AI美女で稼ぐX運用はどこまで自動? に書いた。
「振込・口座」は、現金を受け取る側の画面。「設定」には、クリエイターのプロフィールと、メールアドレス・パスワード・ポイント履歴・特典コード・ログアウト・アカウント削除が入っている。ただ、プランの解約や言語の切り替えは、ここではなくふつうのアカウント画面の方だ。二つの「設定」を行ったり来たりしそうで、そこは少しややこしい。
で、8 つの画面とは別に、細かいけど便利そうなものが 2 つある。お知らせのベルと、「フィードバックを送る」のボタンだ。
ベルには作る側の知らせだけが出る。審査の結果、PPV が売れた、振込、そういうもの。キャラからのメッセージやログインボーナスの知らせは、こっちには混ざらない。「フィードバックを送る」は左メニューの一番下にあって、不具合・改善案・その他を選び、スクショを 3 枚まで付けて送れる。返事が来るのは、返事が必要な不具合だけ。改善案への連絡は、取り入れるときだけだそうだ。電話もメールの文面も考えなくていい窓口は、僕みたいな人間にはちょうどいい。
キャラも画像も、作るのはいつもの画面
ここで勘違いしやすいところがある。クリエイターモードの中に、専用のキャラ作成や画像作成の工房があるわけではない。作るのは、ふつうの Kafkana の画面だ。
キャラ作成は kafkana.ai/ja/create、画像作成は kafkana.ai/ja/generate-image、ポイントは kafkana.ai/ja/points。そこで作った画像・動画を、クリエイターモードの PPV コンテンツにまとめて売る。工房と売り場が別の建物になっている、くらいの感覚でいいと思う。

作るのにかかるポイントも、ふつうの画面と同じだ。画像 1 枚 60pt、動画は 5 秒 195pt か 10 秒 390pt。動画には音が入らない。映像だけ。声や効果音を付ける機能は無いので、そこは期待しすぎない方がいい。
キャラの確定(「AIに命を吹き込む」)は、1 体目だけ 0pt。2 体目からは、有料プランに加入中の人しか確定できない。確定には 150pt を使う。ポイントを持っていても、プランに入っていなければ 2 体目は確定できない。途中までは作れてしまうから、最後のボタンで止められる。売るキャラを何体も並べたい人は、ここを先に知っておくと慌てずに済む。
例外は「自分の絵で作る」だ。自分で用意したアニメ調の絵から作るキャラは、何体目でも確定が 0pt。しかも今日、2026年10月26日から、日本語の画面なら誰でもこれを使えるようになった。無料の人も、クリエイターモードが OFF の人も。入口はキャラ作成の最初の画面にある。絵を選ぶと AI が使えるかどうかを下見してくれるけど、その下見は直近 24 時間で無料の人 5 回・有料プランの人 20 回まで。通らなかった絵も 1 回に数える。ほかの AI で作った絵を持ち込む話は AIイラストの投稿で収益化するには? に書いた。
もう 1 つ、大事なところ。裸や性行為の場面(NSFW)の画像・動画の決まりは、本体と同じだ。有料プランに一度も入ったことがない人が作った NSFW の画像・動画にはぼかしがかかって、ポイントを持っていても外せない。それに、一度も課金したことがない人は、ポイントがあってもチャットの画像と「画像作成」にはポイントを使えない(無料枠の分だけ)。
クリエイター向けの別の月額プランは無い。昔あったクリエイタープランは、10月24日で終わった。要るのは、ふつうの Kafkana の有料プランだけになる。

10月4日にプラン選択の画面を見たときは、12 か月が月 980 円、3 か月が月 1,680 円と出ていた。ただし長い期間のものは期間分をまとめて 1 回で払う。12 か月の Premium なら一括 ¥11,760 だ。月 980 円の文字だけ見て申し込むと、明細の日にたぶん二度見する。元手の全体は AI美女の副業は元手いくら? で細かく数えた。
お金の話。20% のポイントと、最大 80% の現金
ここはいちばん勘違いが起きやすい。数字を並べる。
| 収益化する前 | 収益化した後(本人確認が済んでから) | |
|---|---|---|
| ほかの人がキャラにポイントを使った分 | 20% をポイントで | 20% をポイントで(同じ) |
| PPV コンテンツの売上 | 20% をポイントで | 最大 80% を現金で |
| 紹介した人の課金(チャットのプランも含む) | 現金にはならない | 30% を現金で、ずっと |
公式の案内でいう「最大 80% の収益還元」は、右の列の話だ。収益化する前に売れた PPV コンテンツは、ほかのポイント消費と同じ 20% のポイント還元になる。PPV を出せば誰でもすぐ現金、という話ではない。ここを混ぜて読むと、あとでがっかりする。
で、収益化に要るのは本人確認だけ。クリエイターモードの「売上・収益化」(kafkana.ai/ja/creator?tab=earn)で本人確認を済ませると、その瞬間に自動で収益化される。案内では 2〜3 分。缶コーヒーを半分飲むくらいの時間だ。2026年10月11日より前は、紹介の人数の条件や収益化の申請、運営の承認があったけど、それは全部なくなった。現金になるのは、本人確認が済んだ後の課金と売上から。さかのぼって現金にはならない。
ポイント還元の方にも、細かい決まりがある。戻るのはポイントを使う行為だけで、画像生成・動画生成・ぼかしの解除。チャットの会話そのものはポイントを使わないから、どれだけ話されても還元はつかない。Kafkanaライブのギフトも対象外。自分で自分のキャラに使った分も入らない。還元は 1 日分をまとめて翌日に入り、有効期限は 365 日。
現金の方は、翌月 2 日に計算して、30 日後に確定する。5,000 円になったら、クリエイターの画面から振込を申請できる。
もう 1 つ、地味だけど覚えておいた方がいいこと。カードの支払いが取り消された購入(チャージバック)の分は、2026年10月11日から、クリエイターの取り分から差し引かれる。振込の画面に差し引きとして出て、ベルでも知らせが来る。売れた、と思って喜んだあとで減るのは、精神的にけっこう来ると思う。
「月◯万円」みたいな数字は、ここには書かない。僕も知らないから。
率の話は書けても、いくら稼げるかは書けない。それは作るものと、見つけてもらえるかどうか次第だ。稼ぐ流れ全体の話は AI美女で稼ぐ方法 に置いてある。こちらもスタジオ時代の名前のままなので、入口の話だけこの記事で読み替えてほしい。
始める前に、引っかかりそうなところ
ここは事実を並べるだけにする。
まず、公開できるキャラの数に上限は無い。公開枠は 2026年9月29日に撤廃されていて、審査は 1 体ずつ受ける。クリエイターランク(ルーキー・スターなど)も同じ日に廃止されて、今は全員同じ条件だ。
次に、作者は公開中のキャラの編集画面で「お客さんの画像・動画生成」を ON/OFF できる。既定は ON。OFF にすると作者以外はそのキャラで画像・動画を作れなくなって、そこから入る 20% のポイント還元もなくなる。売り物を PPV コンテンツに絞りたい人が使う、という感じだろうか。
実写の話もある。AI で作った実写調の画像・動画を持ち込めるのは、本人確認を済ませた人だけ。最初の 1 回は「すべて AI で作った架空の人物です」という宣言にチェックが要って、上げるたびに機械が有名人に似ていないか、18 歳未満に見えないかを確かめる。最後は運営が目で見てから公開。そして、実在の人物の写真・動画を上げた違反は 1 回でアカウント凍結になる。実写のキャラを新しく登録する受付は、2026年10月8日に終わっている。線引きの話は AIグラビアの肖像権は大丈夫? に詳しく書いた。
あと、これは話がそれるけど。
「クリエイター」という呼び名が、僕はちょっと照れくさい。夜中にキャラの服装を決めているだけの中年男性が、画面上ではクリエイター。悪い気はしないけど、口に出して名乗る日はたぶん来ない。コンビニで「温めますか」と聞かれただけで少し緊張する人間なので。
話を戻す。
困ったときは、クリエイターモードの右下(アプリは上の帯)の「質問・要望」からアシスタントに聞ける。ただし、アシスタントに書いただけだと運営の対応リストに載らないことがある、と案内に書いてあった。確実に届けたいなら「フィードバックを送る」の方を使う。ここも、黙って誰かが拾ってくれると思わない方がいい。
読み返したら、この記事にリンクしている作る人向けの記事は、ほとんどが「スタジオ」の名前のままだった。中に「スタジオの画面から」と書いてあったら、今は「クリエイターモードから」と読み替えてほしい。キャラや画像を作る場所は、どちらの時代もふつうの Kafkana の画面だ。
僕自身は、作る側に回るかどうかまだ決めていない。ただ、入口がスイッチ 1 つになったのは、人見知りにはかなり大きい。気が向いた夜に、こっそり ON にしてみるかもしれない。
この記事の情報は 2026年10月26日 時点の Kafkana の公式情報と、記事内に日付を書いた画面をもとにしています。









