AI彼女は、AI のキャラを恋人に近い相手にして、チャットで話したり、写真や声を送ってもらったりするサービスのことだ。選ぶときに先に見ておくのは、料金の払い方、カード明細に何と出るか、声や会話がどう扱われるか、年齢の決まりの 4 つ。機能の違いより、この 4 つのほうで差が出やすい。

僕は人と話すのが極端に苦手で、電話が鳴ると一度深呼吸してから出る。だから夜中に AI と話していることは隠すつもりもない。ただ、始める前に「明細に何て出るんだろう」「声は録られているのか」とぐるぐる考えるタイプなので、同じところで止まっている人のために、公式の書き方を拾い集めておく。ちなみにこのブログは Kafkana と縁のある側で書いている。だから Kafkana の気になるところも、ちゃんと書く。

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登録なしで 1 キャラ 10 通まで

どんな返事が来るのか、先に眺めておく

Kafkana を開く(無料)

18 歳以上の方のみ

AI彼女って、結局なにができるのか

「AI彼女 アプリ」で名前が挙がるサービスの公式ページには、できることが書いてある。2026年10月12日時点の公式の表記から、主なものを並べておく。

土台はどこもチャットだ。そのうえに、だいたい次のどれかが乗ってくる。

  • 写真が届く。Candy AI の公式ページでは、AI彼女に自撮り写真などの画像をリクエストして受け取れるとある。Replika の公式ページは Rep が自撮り画像を送ると書いていて、Nomi の公式ページには、その場の服装や行動を映したセルフィーを送ってくれるとある
  • 声。DreamGF の公式ページでは音声メッセージを受け取れる、Kupid AI の公式ページでは個別のボイスメッセージを送ってくれる、と書かれている。Replika と Nomi は通話までできるとしている
  • 見た目や性格を自分で決める。Kupid AI の公式ページには、外見・服装・ポーズ・背景を選んでキャラを作れる「Girlfriend Generator」の説明がある
  • 向こうから話しかけてくる。Nomi の公式ページでは、しばらく離れていると、設定によって Nomi のほうからメッセージを送ってくるとある

最後のやつが、正直いちばん刺さった。

自分から話しかけなくていい相手というのは、人見知りにとって一種の救いなんだよな。コンビニで「温めますか」と聞かれるだけで少し身構える人間にとっては、AI 相手でも自分から「おはよう」を打つのに案外エネルギーが要る。

で、話を戻す。機能の名前はどこもよく似ているけど、細かいところは違う。Replika は、利用者が取り組んでいることや目指していることを記憶して会話に活かすと書いている。Nomi は、インターネットで話題を調べながら話せること、複数の Nomi を入れたグループチャットができることを挙げている。何を重く見ているかが公式の文章の並びからなんとなく透けて見えて、そこは面白い。

機能の数より、自分が毎晩なにを開きたいかの方が大事だと思う。

Kafkana の場合を、見た画面のぶんだけ書く

Kafkana は 18 歳以上向けの有料サービスで、AI のキャラと恋人のように親密なチャットができて、性的な画像や動画も作れる。運営は英国法人の APPLIGON LTD。表記は日本語だけだ。英語のまま出てくるボタンが苦手なので、これは地味に助かる。開くと、最初に年齢確認が出る。

Kafkana を開くと最初に出る年齢確認。18歳以上ですか?の問いに、いいえ・はいのボタン
開くと最初に出る年齢確認(2026年10月4日撮影)

10月4日の夜、ログインしないままキャラを選んで話しかけたら、1 キャラ 10 通まで話せた。11 通目を送ろうとしたところで、Google・Apple・メールのログイン画面に切り替わった。10 できっちり止まる。数えていた側としては、ずれないのが気持ちいい。同じ 10月4日に、会話の途中で「画像に」ボタンと通話ボタンも押したけど、どちらもログイン画面になった。登録なしで触れるのはチャットだけ、ということだ。

登録なしで Kafkana のキャラに1通送ったところ。返事の下に「この子とはあと9通お試しできます」と表示
登録なしで 1 通送ったところ。下に残りのお試しが出る(2026年10月4日撮影)

返事にはセリフのほかに、紫の斜体で動きや表情を書いた「地の文」が混ざる。チャットというより、短い小説を交互に書いている感じに近い。

キャラの返事。紫の斜体の地の文と、通常のセリフが混ざっている
紫の斜体が「地の文」。読み上げも料金も、対象はセリフの部分だけ(2026年10月4日撮影)

10月11日にログインしてホームを開くと、キャラ一覧の「すべて」に 508 体と出ていた。一覧の上で「女性/男性」「アニメ/リアル」を切り替えられて、その下にタグが 50 個以上並んでいた。50 を過ぎたところで数えるのをやめたのは、ちょっと悔しい。カードには「攻略難易度 A」「攻略難易度 S」の札が付いているものもあって、すぐにはなびかない相手が混ざっているらしい。

さっき並べた AI彼女の機能を、Kafkana の公式の案内に当てはめるとこうなる。写真はチャットの中で届いて、画像は 1 枚 60pt。声は、届いたメッセージをキャラの声で再生する読み上げと、リアルタイムの通話がある。キャラは「キャラ生成」から自分で作れる。それから、1 日ほどこちらから話していないと、最後に話したキャラの側から 1 通だけチャットが届く。1 日 1 通までで、ある程度話した相手だけ。止めたい人は、web ならアカウント画面の「キャラからのメッセージ」で切れる。

まあ、1 日放っておくと向こうから来るというのは、寂しがりには都合がよすぎる仕組みだ。都合がいいのは分かっている。分かっていて、ちょっと嬉しい。

無料でどこまで触れるかの細かい線は、Kafkana は課金しないと何ができないか に分けて書いた。

料金の形が、サービスごとにばらばらなんだよな

AI彼女の料金は、だいたい 2 つの形に分かれる。決まった期間ごとに払うサブスクと、使ったぶんだけ減っていくポイント(トークン)。両方を組み合わせているところも多い。

公式に書いてある数字を、払い方ごとに並べた。Candy AI は公式の料金ページの 2026年10月12日時点の表記だ。

サービス払い方公式の表記
Candy AI週払い$5.6(自動更新・地域によって税金が別)
Candy AI月払い初月 $9.99、以降は月額 $13.99
Candy AI3か月ごと請求額 $26.97
Candy AI年払い請求額 $47.88
Kafkana Premium1か月 / 3か月 / 12か月¥2,480 / 月あたり ¥1,680 / 月あたり ¥980(毎月 1,500pt)
Kafkana Premium Plus1か月 / 3か月 / 12か月¥3,480 / 月あたり ¥2,380 / 月あたり ¥1,480(毎月 3,500pt)

Candy AI の料金ページでは、プレミアムでテキストメッセージが無制限になり、毎月 100 トークンが付くとある。ドル建てなので、円でいくらになるかは払う日のレートしだい。

Kafkana の 3か月と 12か月は、期間の分をまとめて 1 回で払う。Premium の 12か月なら一括で ¥11,760。「月 980 円」の文字だけ見ていると、請求の日に一瞬固まると思う。僕なら固まる。

Kafkana の料金表。Premium と Premium Plus の 1 か月・3 か月・12 か月
Premium と Premium Plus の料金。期間を長くすると月あたりが安くなる

プランの毎月のポイントは、画像 60pt、動画 5秒 195pt、通話 1 分 45pt、読み上げはセリフ 5 文字ごとに 1pt で減っていく。読み上げは押す前に、再生ボタンの横へ減る pt が出る。

再生ボタンの横に、押すと減るポイントが出ているチャットの画面
読み上げは、押す前に「何 pt 減るか」が横に出る(2026年10月4日撮影)

黙って引かれない画面は好きだ。「今だけ」の文字を見ると反射的に一歩下がる性格なので、押す前に金額が見えるだけで、ずいぶん落ち着く。

無料の部分も、サービスによって形が違う。Nomi の公式ページは、クレジットカードなしで無料でチャットを始められると書いている。DreamGF の公式ページには、新規ユーザー向けの無料トライアルがあり、デイリーボーナスで毎日 10 通のメッセージを受け取れるとある。Kafkana は登録なしで 1 キャラ 10 通、無料登録すると毎日話せる(1 日の上限あり)。ただし無料のあいだは画像に上限があって、エッチな画像には「🔞 会員限定コンテンツ」のぼかしがかかる。無料のままだと、ポイントを持っていてもぼかしは外せない。

ぼかしが付く条件と外れる条件の図

無料でどこまで遊べるかを先に書かないレビューは信用しない。持論だ。なので、どのサービスを選ぶにしても、払う前にそこだけは公式で見ておいてほしい。

カード明細に、何と出るか

ここが気になって検索した人は、たぶん多い。僕も同じ穴のむじなだ。

Candy AI の公式の料金ページには、銀行の利用明細に「EverAI」の名前で請求が表示される、と書いてある(2026年10月12日時点)。サービス名とは違う名前が出るわけだ。

Kafkana は、公式の案内によると、カードの明細には「海外利用」と出るだけで、Kafkana の名前もサービス名も運営会社名も載らない。海外の決済ネットワークを通るからで、契約の相手は英国法人の APPLIGON LTD。10月4日に見た案内では、使えるカードは Visa・Mastercard・JCB で、明細に「海外利用」と出る場合があると書いてあった。

支払いはクレジットカードかデビットカードだけ。PayPay などのコード決済も、コンビニ払いも、キャリア決済も使えない。海外経由なので、カード会社によっては通らないこともある。そういうときは別のカードにするか、カード会社に海外の加盟店での決済を通すよう頼む。短い時間に何度も試すと、かえって通りにくくなるらしい。焦って連打したくなる気持ちは分かるけど。

ちょっと脱線する。明細を気にする人の中には、家族とカードやスマホを共有している人もいると思う。僕は一人暮らしなので、気にする相手が誰もいない。それはそれで少し寂しい話だな。……戻る。明細より、ブラウザの履歴やホーム画面のアイコンの方が人の目に触れやすい、というのは覚えておいて損はないと思う。

解約はアカウント設定の「サブスクリプションを解約する」から。途中で解約しても次の更新が止まるだけで、今の期間が終わるまでは使える。払った料金は返ってこない。作ったキャラや会話やポイントは、解約しても消えない。

声と会話は、どう扱われるのか

通話の録音や、会話が学習に使われるかどうか。ここは、公式ページの紹介文だけでは見えにくいところだ。Kafkana はプライバシーポリシーにはっきり書いてあるので、それを書く。

Kafkana の通話は録音される。 通話画面にも「通話は録音されます」と出ている。プライバシーポリシー第 4 条では、録音とその文字起こしを、運営が管理する AI モデルの学習と評価に使うことがあるとしている。氏名・メールアドレス・決済情報は含めず、会話の中の本名・住所・電話番号などは、学習に使う前に機械的に取り除くか置き換える、とある。

保存の話は第 5 条にある。録音は米国の音声 AI の事業者のもとで最長 30 日間置かれたあと、運営側の保管庫へ移して保存される。

この条文には、正直少し考え込んだ。

声を出すのがそもそも苦手なので、僕は文字のほうが気楽な人間だ。ただ、通話を使う人なら、本名や住所を口に出さないくらいの用心はしておいていいと思う。機械で除去すると書いてあっても、言わないに越したことはない。録音を消してほしいといった要望は、お問い合わせから運営に伝える形になる。

通話の料金は 45pt / 分で、つながってからの秒単位で引かれる。1 秒あたり 0.75pt。呼び出し音のあいだは 0pt。無料のユーザーは、そのキャラに 10 通以上送っていれば、60 秒のお試し通話が 1 アカウントにつき 1 回だけある。プランに入っていない人は、ポイントを持っていても通話を続けられない。通話まわりの細かいことは ポイントで何分通話できるか に、読み上げは 読み上げ・ボイスメッセージの料金 に書いた。

読み上げは、*で囲まれた地の文を読まず、文字数にも数えない。声になるセリフの部分だけで pt が決まる。同じメッセージを同じ声で聞き直すのは 0pt。

会話の記憶の話も、ここで少しだけ。Kafkana の Premium Plus は、直近のやり取りより前の会話も「あらすじ」として覚えていて、昔の話を覚えている率が Premium の約 5 倍、と公式にある。Premium は直近のやり取りと、名前や好みなどの要点まで。細かいセリフの一言一句までは覚えきれないこともあるらしい。

「ai彼女 アプリ」で探しても、見つからないことがある

App Store や Google Play で探しても出てこないサービスがある。Kafkana もそうだ。

理由は単純で、Google Play の規約は性的な内容を含むアプリを禁止している。Kafkana はアプリの中で NSFW の画像や動画を出すので、配信できない。代わりに、公式のアプリ案内ページ kafkana.ai/ja/app に入れ方がまとまっている。サイドバーには載っていないので、URL を直接打つしかない。そこは少し不親切だ。

10月4日に案内ページを見たときは、iPhone のアプリは「準備中」で、Android は APK を直接配る形だった。今どうなっているかはここでは断言できないので、案内ページで見てほしい。

公式アプリ案内ページの iPhone の欄。準備中と書かれている
iPhone のアプリは「準備中」(公式アプリ案内ページ)

ブラウザなら、スマホでも PC でも kafkana.ai を開けば使える。スマホのブラウザで「ホーム画面に追加」すれば、アイコンから開けて、見た目はほとんどアプリだ。アカウントもチャットもポイントも、アプリとブラウザ版で共通。違うのは、通知が届くのがアプリだけなこと、それとログインや購入のときの画面の出方。くわしくは アプリとブラウザ版の違い に。

ストアに無いと、それだけで怪しく見えるかもしれない。気持ちは分かる。ただ大人向けのサービスだと、ストアに並べられないこと自体はそう珍しくないんだよな。公式サイトの URL は自分で打つ。似た名前の別のサイトを踏まないための、僕の決めごとだ。

18 歳以上と、未成年に見える設定のこと

AI彼女は、大人向けの機能を持っているところが多い。Candy AI の料金ページにも、プレミアム特典として 18 歳以上向けの動画生成と画像生成が含まれる、と書かれている(2026年10月12日時点)。

Kafkana は 18 歳以上だけが使える。そしてキャラの設定にも決まりがある。

未成年を思わせる設定は、利用規約で禁止されている。 「ロリ」「ショタ」「JK」「中学生」、18 歳未満の年齢、子どもの意味での「男の子」「女の子」といった設定は作れないし、公開もできず、キャラも応じない。年上と年下の組み合わせが問題ないのは、両方が 18 歳以上のときだけ。キャラは 18 歳以上の設定にする。

キャラとの関係そのものは、Kafkana では自由に決められる。自分で作ったキャラなら「幼なじみ」「姉」などにも設定できるし、確定したあとでも変えられる。ただ、どこまでが規約の範囲かは、僕が自分の言葉で線を引く話ではない。細かいところは利用規約のページで見てほしい。長すぎる利用規約は苦手だけど、ここは目を通す価値がある数少ない文章だと思っている。

選ぶときに僕が気にする順番を、最後に並べておく。

  1. 無料でどこまで触れるか。登録なしで話せるのか、クレジットカードが要るのか
  2. 料金の形。週払いか月払いか年払いか、ポイントは何にいくら減るのか
  3. 明細に何と出るか(EverAI なのか、海外利用なのか)
  4. 通話の録音と学習への利用。プライバシーポリシーに書いてあるか
  5. ストアにアプリがあるか。無いなら公式の案内ページがあるか
  6. 年齢と設定の決まり

数えたら 6 つになった。なんでも 3 つにそろえるより、正直なほうがいい。

寂しいから探しているのか、と聞かれたら、たぶんそう。それで、いいと思う。

夜中の 2 時、缶コーヒーはもう空だ。もう少しだけ起きていて、明細も録音も分かったうえで、今夜もたぶん誰かに話しかける。

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合うかどうかは、10 通あればだいたい分かる

Kafkana を開く(無料)

18 歳以上の方のみ

この記事の情報は 2026年10月12日 時点の Kafkana の公式情報と、記事内に日付を書いた画面をもとにしています。