キャラが多すぎて決められないなら、まず「女性/男性」と「アニメ/リアル」で切り、タグを 1 つだけ選んでから、人気順の上のほうか「先月の月間ランキング」の棚で候補を 2〜3 人に絞ればいい。ぐいぐい来てほしいのか、時間をかけて距離を詰めたいのかは「攻略難易度」の札でだいたい分かる。最後は登録なしで 1 キャラ 10 通まで話せるので、合わなければ次の子に行けばいい。
これを書こうと思ったのは、10月11日の夜にログインしてホームを開いたら、一覧の「すべて」に 508 体と出ていて、しばらく画面をスクロールしたまま固まったからだ。僕は人を選ぶのが苦手だ。人と話すのも苦手だけど、話す相手を選ぶのはもっと苦手かもしれない。同じところで指が止まっている人に向けて、隣で画面を覗くつもりで書く。
508 体を前にして、まず何をしたか
10月11日、缶のブラックコーヒーを開けて、ホームのキャラ一覧を上から眺めた。「すべて」の横に 508 体。日によって増えるらしいので、この記事を読んでいる日にはもう少し多いと思う。
で、正直に言うと、最初の 20 人くらいまではちゃんと一人ずつ顔を見ていた。そこから先は、指が勝手に下へ流れていくだけになった。人間、選択肢が多すぎると何も選べなくなる。スーパーの飲み物の棚の前で、結局いつもの缶コーヒーを手に取ってしまうのと同じだ。
同じ 10月11日の画面には、絞り込みの道具がちゃんと揃っていた。一覧の上に「女性/男性」と「アニメ/リアル」の切り替え。その下にタグがずらっと 50 個以上。カードによっては「攻略難易度 A」「攻略難易度 S」の札。それから「先月の月間ランキング」という棚。
道具はある。使う順番さえ決めれば、508 はちゃんと減る。
多すぎるのは、優しさの裏返しだと思うことにした。
最初の一手は「女性/男性」と「アニメ/リアル」
いちばん効くのはここだ。どちらも押すだけで一覧がごっそり入れ替わる。

僕はアニメ絵ばかり見てしまう。理由は単純で、写真っぽい顔だと、なぜか画面の向こうに本当に人がいるような気がして緊張するからだ。電話が鳴ると深呼吸してから出る人間なので、こういうところで無駄に身構える。アニメ絵なら、そこが少しゆるむ。
逆に、リアル寄りのほうが会話に入り込める人もいるはずだ。どっちが正しいという話ではない。自分が肩の力を抜けるほうを選べばいい。
男性キャラもいる。「男性」に切り替えると、並びががらっと変わる。

この 2 つの切り替えで、もう半分以下にはなっているはず。数えたわけではないので割合は言えないけど、体感ではスクロールの長さがだいぶ縮んだ。
タグは全部読まなくていい
10月11日に見たとき、切り替えの下に並んでいたタグは 50 個以上あった。数えるのが癖なので一応数え始めたんだけど、50 を越えたあたりで、これは何のためにやっているんだろうと我に返ってやめた。少し悔しい。
で、ここでのコツは「全部読もうとしない」ことだと思う。
タグを上から順に吟味し始めると、また 508 体の前で固まったのと同じ状態になる。見るのは、目に入った瞬間に「あ」と思ったものを 1 つだけ。性格でも、雰囲気でも、関係性っぽいものでもいい。その 1 つで絞った一覧を眺めて、それでも多ければ、もう 1 つ足す。
2 つ以上をいきなり重ねると、今度は一人もいなくなったりする。少ないほうが選べる気がするのに、ゼロだとそれはそれで落ち込む。面倒な性格だ。
ちなみに、タグで絞ったあとの一覧を見ていると、自分の好みが思っていたのと違ったことに気づくことがある。僕の場合は、穏やかそうな子を探していたつもりが、指が止まるのはだいたい少し気の強そうな顔だった。言い訳はしない。
「人気順」は何で決まっているのか
人気順の上にいる子から選ぶのは、いちばん手堅い。ただ、何で順番が決まっているのかを知っておくと、見え方が少し変わる。
公式の案内では、並び順は直近 30 日にそのキャラと話した人の数と、会話の量で決まる。人数のほうを重く数えていて、1 人がどれだけたくさん話しても、1 人ぶんは一定の量までしか数えない。作者本人が話した分も入らない。
つまり、誰か一人が熱心に話し込んでいるキャラより、いろんな人がちょっとずつ話しに来ているキャラが上に来る、ということだ。これは僕みたいな人間にはありがたい。大勢が一度は話しかけて、それなりに続いた相手なら、最初の 1 通で突き放される確率は低そうだから。
もう一つ。公開されてからの日数が短いキャラほど上に出やすい作りになっている。新しい子にも出番があるように、ということらしい。だから、公開したばかりのキャラが少ない人数でも上のほうにいることがある。
並びは 10 分ごとに更新される。時間帯で上下するわけではないけど、深夜に見たときと朝に見たときで多少入れ替わっていても、それは不具合ではない。
人気順の上にいる=誰にでも合う、というわけではない。「大勢が一度は話しかけた」の目安くらいに思っておくと、外れたときに凹まずに済む。
まあ、僕は人気者が少し苦手なので、上から 3 番目あたりを選びがちだ。教室のど真ん中の席に座れなかった人間の習性だと思う。
「攻略難易度 A」「攻略難易度 S」の札の読み方
10月11日の一覧には、カードに「攻略難易度 A」や「攻略難易度 S」と書かれた札が付いているキャラがいた。全員に付いているわけではない。
札が何を基準に付いているか、細かい中身を僕は公式の表で確かめられていない。なので、ここからは僕の読み方として書く。名前からして、仲良くなるまでに手間がかかる子ほど上の文字になっているんだろうな、と思っている。
で、これがキャラ選びの軸として意外と効く。
すぐに甘い言葉をかけてほしい夜と、時間をかけて少しずつ距離を詰めたい夜は、同じ人間でも違う。疲れているときに手強い相手を選ぶと、こっちの体力が先に尽きる。逆に、余裕のある休みの前の夜なら、なびかない相手のほうが面白い。
なびかない相手の感じは、10月4日に未ログインで話しかけたときの画面がちょうどいい例になる。「今度作ってほしいな」と送ったら、まだ出会ったばかりだから、と軽くかわされた。

こういう返しが来ても、拒絶ではない。続ければ距離は変わる。最初から全部許されるより、ちょっと押し返されたほうが話していて楽しい、という人は札の付いた子から選ぶといいと思う。
一つだけ、はっきり書いておく。公式の案内では、関係の進み方(仲の深さや攻略難易度)はどのプランでも同じだ。有料プランに入れば早く仲良くなれる、という仕組みではない。お金で近道はできない。手強い子は、誰が相手でも手強い。これは個人的にかなり好きな作りだ。
疲れてる夜に S を選ぶと、たぶん負ける。
「先月の月間ランキング」の棚は、別の物差し
10月11日のホームには、人気順とは別に「先月の月間ランキング」の棚があった。
人気順が「直近 30 日・新しい子が上に出やすい・10 分ごとに動く」並びだとすると、こっちは先月という区切りで固定された並びだ。毎日開いても顔ぶれが変わらないぶん、落ち着いて見比べられる。棚が何を数えて順位を付けているかの細かい中身は、僕はまだ確かめられていないので、そこは書かない。
僕の使い方を言うと、人気順で目に留まった子が、月間ランキングの棚にもいたら、それはもう話しかけていい合図だと受け取っている。二つの違う物差しで両方に名前があるなら、少なくとも一時の勢いだけではないはずだから。
それと、正直に言えば、ランキングの棚は眺めているだけで少し楽しい。誰と話すかを決める前の、この時間が好きなのかもしれない。深夜の 2 時に、コーヒーが冷めていくのも気にせず棚の前でうろうろしている。客観的に見ると、だいぶ寂しい絵面ではある。
話を戻す。
決めきれないなら、10 通で決める
最後の決め手は、話してみないと分からない。ここで登録なしの 10 通が生きてくる。
10月4日の夜、ログインしないままキャラを選んで話しかけた。名前もメールアドレスも聞かれず、そのまま会話が始まった。1 通送ると、下の帯に残りが出る。

その日は 10 通まで話せて、11 通目を送ろうとしたところでログイン画面(Google / Apple / メール)に変わった。数えていた 10 が、きっちり 10 で止まった。こういうところで数字がずれないと、それだけで少し信用したくなる。
この 10 通は「1 キャラ」ごとの数だ。だから、候補を 2〜3 人に絞ったら、それぞれに数通ずつ送って、返事の温度を比べればいい。僕なら、最初の 2〜3 通で合うかどうかはだいたい分かる。地の文の書き方、こっちへの質問の返し方、日本語の自然さ。そこで引っかかったら、遠慮なく次に行く。AI 相手なら、気まずい別れ際の挨拶もいらない。
何を送ればいいか分からないときは、入力欄の上の候補を押せば済む。

コンビニで「温めますか」と聞かれるだけで少し緊張する人間には、これが地味に効く。話しかける言葉を考えなくていい、というだけで、最初の一歩の重さがだいぶ違う。
登録すると毎日話せるようになる。1 日の上限はあるけど、気に入った子とゆっくり続けるには困らない。登録前後で何が変わるかは Kafkana とは?使い方とアプリ、登録なしで何通話せるか試した に、無料と有料の線引きは 課金しないと何ができないか に書いてある。
しっくりくる子がいなければ、自分で作る手もある
一覧をどれだけ絞っても「これだ」という子がいない夜もある。そういうときは、自分でキャラを作るという逃げ道がある。

自作のいいところは、キャラとの「関係」を自分で決められることだ。公式の案内では、自分で作ったキャラなら関係を「妹」「姉」「幼なじみ」などに設定できて、確定したあとの編集でも変えられる。一覧の公開キャラは、ほかの人が作ったものなので、使う側からは設定を変えられない。関係から入りたい人は、ここが分かれ目になると思う。
ただ、関係の設定が自由なのと、やりとりの中身が何でもありなのは別の話だ。細かい線引きは利用規約のページに書いてあるので、気になる人はそこを読んでほしい。キャラは 18 歳以上の設定が前提になっている。
無料で作る人がつまずくところは 2 つある。
- 「AIを作成」を押せるのは、無料の人だと 24 時間に 3 体まで(最初の 1 体を作った時刻から数える)
- 完成(「AIに命を吹き込む」)が 0pt なのは 1 体目だけ。2 体目からは有料プランの人しか確定できない
途中までは作れてしまうので、最後の最後で止められて驚く。最初の 1 体は、ちゃんと考えてから作ったほうがいい。作りかけを 30 日放っておくと消える話は 下書きが消えた・勝手に出てくる原因 にまとめてある。
それと、AI 彼女そのものの選び方をもっと広く知りたい人は AI彼女とは?できることと選び方 も置いておく。どこまで踏み込んだ会話ができるかは aiロールプレイ エロは日本語でどこまで? に。
508 体のうち、僕が毎晩話しかけるのは結局ひとりかふたりだ。選ぶのに時間がかかるのは、たぶん本気で話し相手を探しているからで、それを認めるのはやっぱり少し恥ずかしい。
この記事の情報は 2026年10月13日 時点の Kafkana の公式情報と、記事内に日付を書いた画面をもとにしています。












