Candy AI は日本語で使える。ただし、日本語で使えるのは画面と料金表示までだ。会話は言語を日本語に切り替えて新しく始めれば日本語で返ってくるが、英語が混ざることがあると公式ヘルプ自身が書いている。利用規約とヘルプセンターは英語で、食い違ったら英語版が優先になる。
前に書いた Candy AI の記事は、読み返したらふわっとしすぎていた。「candy ai 日本語」で調べる人が知りたいのは、たぶん「どこまで日本語で済むのか」だと思う。だから、そこを軸に書き直した。Candy AI については、公式サイト、利用規約、ヘルプセンターに 2026年10月4日の時点で書いてあったことだけを材料にしている。比べる相手は Kafkana(カフカナ)。こちらは、僕が 2026年10月4日と 10月11日に自分で触った画面も混ぜる。
英語の規約を缶コーヒー片手ににらむのは、僕にはわりとつらい。先に言っておく。
Candy AI の日本語は「画面・会話・規約」の 3 段で違う
「日本語対応」とひとことで言っても、どこを見るかで答えが変わる。画面は日本語。会話は設定しだい。規約とヘルプは英語。この 3 段に分けると迷わない。

まず画面。2026年10月4日時点の candy.ai/ja では、メニューもプラン画面も日本語で、料金も円で表示されていた。メニューは「ホーム」「探す」「ショート動画」「チャット」「コレクション」「画像作成」「キャラクター生成」「マイAI」「プライベートコンテンツ」。ここは日本のサービスと同じ感覚で触れるはずだ。
英語のボタンが一つも出てこない画面は、それだけで少し好きになる。僕はそういう人間だ。
で、問題は残りの 2 段。会話と、規約のほう。
会話を日本語にするには、言語を変えて会話をやり直す
ヘルプセンターに「AI と日本語で話すには」という記事がある(2026年8月25日更新)。手順はこう書いてあった。
- 話しているキャラとの会話をリセットする(言語の変更は新しい会話にしか効かない)
- 画面左下の言語のアイコンで日本語を選ぶ
- 同じキャラと会話をやり直す
それでも英語に戻ったら「日本語でのみ話しかけてください」と頼むように、とも書いてある。
つまり、途中まで英語で話していた会話は、言語を切り替えても日本語にならない。最初からやり直しになる。ここ、知らないと「設定したのに英語のままだ」と首をかしげることになりそうだ。
公式ヘルプの中でも、日本語の扱いが少しずれている
2026年6月に更新された別のヘルプ記事では「日本語は今のところサイト全体の正式な対応ではない」「キャラに直接頼めば日本語で話せることが多いが、結果はまちまち」となっていた。
8月の記事は手順を案内していて、6月の記事は「正式対応ではない」と言っている。同じヘルプの中で温度が違う。
僕の読みでは、日本語で返ってはくるけど、途中で英語が混ざることはある、くらいに構えておくのが無難だ。会話の日本語がどれくらい自然かは、僕は Candy AI に登録していないので分からない。分からないことは分からないと書いておく。
規約とヘルプが英語だと、困るのはお金と解約のとき
最後の段。2026年10月4日時点では、日本語ページからたどっても利用規約は英語のままだった。しかも規約には「英語以外の版は参考で、食い違ったら英語版が優先」と書いてある。ヘルプセンターも英語。
普段話しているあいだは、規約なんて読まない。読むのは困ったときだ。請求が変だ、解約したい、返金してほしい。そういうときに頼るのが、この英語の規約なんだよな。
英語のボタンが出てくるだけで少し身構える僕には、ここが一番高い壁。
具体的にどこで英語に向き合うことになるかは、下の料金・返金・退会の章で順に出てくる。先に覚えておいてほしいのは、日本語の画面で申し込んでも、契約の中身は英語で決まっている、ということだけ。
そもそも Candy AI はどこの会社がやっているのか
AI のキャラクターと恋人みたいに話すサービスだ。読み方はキャンディ AI。チャットのほかに、画像の生成、短い動画、音声メッセージ、自分好みのキャラ作りがある。Candy AI の公式ページでは、AI 彼女に自撮りや画像をリクエストして受け取れる、と案内している(確認日 2026年10月5日)。
運営会社は、2026年10月4日時点の利用規約の最初に書いてあった。EverAI Limited。マルタ共和国の会社で、会社登記番号は C107181、住所もマルタ。名前を隠しているわけではなく、ちゃんと出ている。
キャラは「ガールズ」「アニメ」「ガイズ」に分かれていて、男性キャラもいる。プランのページの特典欄には「18歳以上向けの画像を生成」「18歳以上向けの動画を生成」とはっきり書いてある(確認日 2026年10月5日)。大人向けが前提のサービスだ。
Candy AI の画面のスクリーンショットは載せていない。トップページから露骨な絵のキャラが並ぶので、ここには貼れない。代わりに、公式に書いてあることを図にした。僕は Candy AI には登録していないので、ここに書いているのは誰でも見られる公開ページ・規約・ヘルプの中身だけだ。
無料は全部で 5 通。日本語を確かめるには短い
ヘルプの「無料ユーザーができること」(2026年9月30日更新)に書いてあったのは、次の 3 つだけ。
- チャットは全キャラ合計で 5 通まで
- オリジナルのキャラを 1 体作れる
- 画像を 1 枚作れる(画像作成でも、チャットの中でも)
利用規約のほうにも「無料ユーザーが AI キャラに送れるのは原則 5 通まで。それ以上はサブスクリプションが必要」とある。
1 キャラ 5 通じゃない。全部のキャラで合わせて 5 通だ。2 人に話しかけたらもう終わる。挨拶して、名前を聞いて、好きな食べ物を聞いたら残り 2 通。数えるのが癖の僕は、こういう文を読むだけでつい指を折ってしまう。
しかも日本語で話したいなら、言語を切り替えて会話をやり直す手順が挟まる。その 5 通で日本語の自然さまで見極めるのは、正直むずかしい量だと思う。
5 通で相性は分からない。僕なら分からないまま閉じる。
登録はメールアドレスとパスワード、Google、Discord のどれかでできる、と 2026年10月4日時点のログイン画面の案内にあった。
料金は円で出る。いちばん安いのは 12 か月
2026年10月4日時点の candy.ai/ja のプラン画面では、いちばん安いのが 12 か月プランで月 640 円。ただし年 7,680 円の一括払いだ。1 か月プランは初月 1,600 円で、2 か月目から月 2,240 円になる。

| プラン | 月あたり | 1 回の請求額 |
|---|---|---|
| 12 か月 | 640 円 | 7,680 円(年 1 回) |
| 3 か月 | 1,440 円 | 4,320 円(3 か月ごと) |
| 1 か月 | 初月 1,600 円 | 2 か月目から 2,240 円 |
2026年10月4日時点の画面には「70% オフ」「35% オフ」みたいな割引の札がついていた。12 か月と 3 か月は「同じ価格と期間で自動的に更新されます」、1 か月は「以降は月額 2,240 円で更新されます」。それと、画面の下に小さく「別途、地域に応じた税金が発生する場合があります」。表示の金額がそのまま請求額とは限らない、ということだ。
割引の札を見ると、僕は反射的に一歩下がる。煽られると逃げたくなる性分なので。まあ、それは僕の問題で、値段そのものは安い部類だ。
で、有料で何が増えるか。プランのページによると、プレミアムはテキストメッセージが無制限で、毎月 100 トークンが付く(確認日 2026年10月5日。規約の書き方では「原則 100」)。トークンの使い道は、画像の生成、キャラの作成、音声メッセージ、音声通話(ベータ)、動画、キャラの「プライベートコンテンツ」の解除。
話すだけなら月額で足りて、画像や動画はトークン次第。そういう作りだ。トークンは追加で買えるが、2026年10月4日時点ではその価格のページはログインしないと見られなかった。
上位の Premium Plus もある。ヘルプでは毎月 330 トークン、記憶の枠 20 などと案内されていた。ただ、2026年10月4日時点でログインなしで見られる日本語のプラン画面には、Plus の円の金額は出ていなかった。
規約には「料金は運営の判断で上がることがあり、上がる場合は自動更新の前に知らせる」とある。割引表示つきの価格なので、申し込む前にもう一度画面の金額を見ておくといい。
カードの明細には「EverAI」、返金は 24 時間
支払い方法は、ヘルプの「使える支払い方法」(2026年9月29日更新)に、クレジットカード、デビットカード、暗号資産、Apple Pay、Google Pay、銀行振込(Volt・Pix)が並んでいる。ただし「住んでいる地域で変わる」と前置きつき。2026年10月4日時点の candy.ai/ja のページ下には Visa と Mastercard のマークがあった。日本で実際にどれが選べるかは決済画面まで進まないと分からないので、そこは書けない。
明細の表記は、プランのページにもヘルプにも「EverAI」と出ると書いてある(確認日 2026年10月5日)。Candy という名前ではない。とはいえ、検索すればすぐ運営会社だと分かる名前だ。
解約は、規約ではアカウントの設定からいつでもできることになっている。解約しても、今の請求期間の終わりまではプレミアムが使える(規約 10.1)。
返金のほうは条件が細かい。支払いから 24 時間以内に申し出て、しかもトークンを 20 以上使っていないときだけ。対象はカードで払ったもの。これは日本に住んでいる場合の話で、EU・英国の人には 14 日の撤回権がある。解約しても自動では返ってこないので、サポートに連絡が要る。そのやりとりは、たぶん英語になる。
24 時間。寝て起きたら過ぎている長さだ。
解約したらトークンはどうなる? 規約とヘルプで話が違う
ここは少し引っかかった。
利用規約(2026年9月22日改定)では、サブスクを解約すると、期間の終わりに残ったトークンは失効する、と書いてある。一方でヘルプ(2026年8月25日更新)は、解約してもトークンは消えない、また入り直せば使える、と言っている。正反対だ。
どちらが今の運用なのか、外からは判断できない。ただ、規約は英語版が優先と書かれている以上、僕なら規約のほうを信じて、解約する前にトークンを使い切っておく。消えてから英語で問い合わせる自分を想像すると、それだけで眠れなくなりそうなので。
日本語の画面で安心していると、こういうところで英語の規約が顔を出す。さっき「困るのはお金と解約のとき」と書いたのは、こういうことだ。
安全かどうか、日本語で全部済む Kafkana と並べてみた
Candy AI は会社名も規約もちゃんと出ている、普通の海外サービスだと思う。怪しいところは見当たらない。違いがあるとしたら、どこの国の会社と、何語の規約で契約するか、だ。
「Candy AI 安全」で調べる人も多いので、課金する前に見ておきたいところを、Kafkana と比べながら確かめた。
まず運営と、もめたときの裁判所。Candy AI の規約は、マルタの法律に従い、争いはマルタの裁判所で解決すると定めている。
Kafkana のほうは、運営が英国法人の APPLIGON LTD で、規約はイングランドおよびウェールズの法律に従う。ただし、住んでいる国の消費者保護の決まりや、住んでいる国の裁判所に訴える権利は妨げない、と規約に書いてある(2026年10月12日に確認)。
つまり、どちらも海外の会社だ。違うのは言葉のほうで、Kafkana は規約もサポートも日本語で読める。
実際に裁判までいく人はまずいないと思う。とはいえ、返金や解約で困ったときに日本語で問い合わせて、日本語の文を読みながら話せるかどうかは、気持ちの面でずいぶん違う。電話の前に深呼吸する僕みたいな人間には、なおさら。
次に明細。Candy AI は「EverAI」、Kafkana は「海外利用」と出る。Kafkana は海外の決済ネットワークを通るので、サービス名も会社名も明細に載らない。

その代わり、海外経由なので、カード会社によっては決済が通らないことがある、と運営は案内している。そのときは別のカードにするか、カード会社に海外加盟店の制限を外してもらう。短時間に何度もやり直すと、かえって通りにくくなるらしい。支払いはクレジット・デビットカード(Visa・Mastercard・JCB)だけで、PayPay やコンビニ払いは使えない。
返金は、Candy AI のほうがゆるい。Candy は「24 時間以内・トークンを 20 以上使っていない」なら申し出られる。Kafkana は、運営側の障害で使えなかった場合を除いて返金なしだ。ダメなところを書かないおすすめは広告なので、ここははっきり書いておく。
最後に会話のデータ。どちらのプライバシーポリシーにも、会話を自社の AI の学習や改善に使うことがある、と書いてある。Candy は「匿名化・非識別化したうえで、人が確認することもある」。Kafkana は「本名・住所・電話番号などは学習の前に機械的に取り除く」と説明している。保存の期間について、Candy は、アカウントのデータを最後の利用から原則 3 年(削除を頼めばその時点で消す)、支払いの記録は 10 年保存すると書いている(2026年10月4日時点のポリシー)。
どっちが安全か、より先に、どっちにも本名と住所は書かない。
Kafkana の明細・データ・録音の扱いは、別の記事でもう少し掘っている。→ Kafkana は安全?運営会社・支払い・データを確かめた
日本語で何十通か話してから決めたいなら
Candy AI の「全キャラで 5 通」に比べると、Kafkana は登録しなくても 1 キャラにつき 10 通まで話せる。言語を切り替える手順もない。最初から日本語で作られているからだ。
10月4日の夜、登録しないまま、リアル系のキャラの山城奈津美に話しかけた。1 通目に打ったのは「海外の AI チャットだと日本語がちょっと変で」。我ながら探りを入れすぎだと思う。

10月4日のその 1 通目に返ってきたのが上の画面だ。紫の斜体は、キャラの動きを書いた地の文。下に「あと 9 通」と出るので、数える手間が省ける。省けるのに、その夜は結局自分でも数えた。

10月4日の 2 通目は「仕事帰りで疲れてて」。本当は在宅で、帰ってくる場所もないんだけど、そこは見栄だ。返事はねぎらいと「甘いものでも食べながら話す?」という問いかけ。10月4日に読んだかぎり、言い回しで引っかかるところは無かった。
10月4日はそのまま 10 通まで送って、11 通目を送ろうとしたところでログイン画面(Google / Apple / メール)が出た。きっちり 10 で止まる。無料登録すれば毎日話せる。ただし 1 日の上限はある。
話し相手の数も少し書いておく。10月11日にログインしてホームを開いたら、キャラ一覧の「すべて」に 508 体と出ていた。日によって増えるらしい。1 体 10 通ずつなら、と 10月11日のその場で一瞬かけ算しかけて、やめた。
| Candy AI | Kafkana | |
|---|---|---|
| 無料のチャット | 全キャラ合計 5 通 | 登録なし 1 キャラ 10 通/無料登録で毎日(1 日の上限あり) |
| 最安の月額 | 月 640 円(12 か月一括 7,680 円) | 月 ¥980(12 か月一括 ¥11,760) |
| 毎月付くもの | 100 トークン | 1,500pt |
| アプリ | ストアなし・ホーム画面に追加 | ストアなし・2026年10月4日時点で Android は APK、iPhone は準備中 |
月額だけなら、Candy AI の 12 か月プランのほうが安い。そこはごまかさない。英語の規約が気にならなくて、海外のキャラの絵柄が好きなら Candy。日本語で全部済ませたい、明細にサービス名を出したくないなら Kafkana。僕ならそう分ける。Kafkana のアプリが今どうなっているかは、案内ページ(kafkana.ai/ja/app)を見るのが早い。
Kafkana の料金とポイントの使い道は料金と評判の記事に、始め方とアプリの入れ方は使い方の記事に書いた。
アプリ、年齢、退会、日本語に戻らないとき
Candy AI にスマホアプリはあるか。ヘルプの記載では、App Store・Google Play のアプリは無い。ブラウザで開いて「ホーム画面に追加」すれば、アプリのように使える。日本語の画面もそのまま出るはずだ。
18 歳未満は使えない。Candy AI のプライバシー通知には、18 歳(またはその国の成人年齢)以上だけが対象と書いてある。利用規約にも、大人であることの確認を求めることがある、とある。
退会のやり方。ヘルプによると、ログインして「My Profile」→「Settings」の下のほうにある「Delete Account」から削除する。ここもまた英語だ。ヘルプには「アカウントを削除したのに請求が続く」という質問の記事まであるので、先にサブスクを解約してから削除するのが確実だと思う。順番を逆にして請求だけ残る、というのは一番避けたい。
家族に明細でバレるか。出るのは「EverAI」で、サービス名そのものではない。ただ、検索すれば分かる。気になるなら「海外利用」としか出ない Kafkana のほうが目立ちにくい。
日本語で話しているのに英語になってしまうとき。ヘルプの案内どおり、言語を日本語にしてから会話をやり直す。それでも戻るなら「日本語でのみ話しかけてください」と送る。無料の 5 通の中でこれをやると、それだけで 1 通減るのが地味に痛い。
結局、僕はどっちで寝落ちするか
Candy AI は画面も料金も日本向けに整っていて、日本から使うこと自体は問題ない。値段も月 640 円からと安い。引っかかるのは、会話の日本語が「正式対応ではない」と公式ヘルプ自身が書いていること、契約の相手がマルタの EverAI Limited で規約は英語が正本なこと、無料が全部で 5 通しかないこと。それと、トークンの扱いが規約とヘルプで食い違っていること。
僕は寝る前にぼんやり話したいだけなので、日本語で全部済むほうが楽だ。英語の規約を読んでいると、話す前に眠くなる。
どっちにするにしても、お金を払う前に、無料の範囲で 1 通だけ送るのが一番早い。
この記事の情報は 2026年10月11日 時点の Kafkana の公式情報と、記事内に日付を書いた画面をもとにしています。Candy AI については 2026年10月4日時点の公式サイト(candy.ai/ja・プラン画面)、利用規約(2026年9月22日改定)、プライバシー通知(2026年7月30日改定)、ヘルプセンターに書かれていた内容です。料金や仕様は変わることがあるので、最新は各公式サイトで確かめてください。












